11月24日(木)3、4校時に総合的な学習の時間における食育の一環として「郷土食 おくずかけ講座」を実施しました。
おくずかけとは、宮城県の郷土料理の一つで、しかも発祥がここ三神峯キャンパス近辺という、私たちと大変繋がりの深い
料理なのです。
講座では「隠居塾たいはく」からお二人の講師をお招きし、おくずかけの成り立ちから、私たち日本人が誇るべき世界文化遺産である和食に至るまでご講話いただくとともに、現在農業法人設立に向けて活動中の「ROLO FARM」から本キャンパス第四期卒業生の先輩をお招きし、進路開拓に向けての心構えや経験談等、ご助言をいただきました。
また、理事長先生にも急遽ご参加いただき、TPPや日本の食料自給率に関する問題など日本が抱える食糧事情について政治的側面からお話をいただきました。講話の後には、ゲストの野菜ソムリエお二人と1学年の先生方が丹精込めて味付けした「おくずかけ」を皆で試食しました。
なんと、何杯もお代わりをする生徒が続出し、
400人前が1時間も経たずして完食となりました。
「和食は私たちの文化、特色の一つ」この講座でそのことを考え直す良い機会となりました。