【薬師堂キャンパス】特進コース看護医療進学系の出前授業が行われました

5月22日(木)の3・4校時に特別進学文理コース2学年の看護・医療進学系の生徒を対象に仙台ターミナルケアの会の方による「命と心の授業」の出前授業が行われました。

3校時目は「浦島太郎のきもち」という授業が行われ、石上節子先生による「老いるといこと」の講話と高齢者疑似体験が行われ、ホスピタリティマインドを学びました。
 
 
石上節子先生による講義を聴く生徒達
 
 
聴覚の衰えを擬似体験しています
 
そこで出た様々な意見をまとめました
 
 
4校時目は医療法人社団爽秋会岡部医院院長の佐藤隆裕先生による「死に備える」という講話が行われました。
 
 
 
この授業を通して出た生徒の感想の一部です。
 
・愛する人の死は必ずやってくるものだと改めて考えさせられました。死はいつかは必ず受け入れなければならないものですが、簡単に受け入れることはできないと思いました。
・高齢者体験で白内障の見え方の体験をし、ほんのわずかの時間の体験でしたが、これが日常なのだと考えるととても辛いと思いました。
・高齢者の方にとって、歩くことや聞くこと、見ることがどれだけ大変なことなのかを学びました。フダンの生活でもっと思いやりを持たなければならないと思いました。
・「浦島太郎のきもち」授業からは人の生涯において一瞬一瞬の積み重ねの大切さを学び、佐藤先生の「死に備える」の講話からは死の原因から今後の日本の状況までを学ぶことができました。
 
2年次から始まった看護概論の時間で、今回の出前授業を行いました。将来、看護医療系の仕事に就きたいと希望する生徒達にとって看護の心を学ぶ良い機会になったのではないかと思います!